バイデン氏とマッカーシー氏の債務合意でマウンテンバレーのガスパイプラインがスピードアップ

［ワシントン ５月２８日 ロイター］ - 米国のエネルギー会社エクイトランス・ミッドストリーム・コーポレーション(ETRN.N)が長らく延期していた66億ドル規模のマウンテンバレー天然ガスパイプラインが、ワシントンの債務制限協定の一環として連邦政府の承認を得る可能性がある。

303マイル（488キロ）のプロジェクトに対する連邦政府の承認の合理化は、債務制限危機を終わらせる可能性があるジョー・バイデン米大統領とケビン・マッカーシー下院議長との間の予算協定の文言に盛り込まれた。

このパイプラインは民主党ウェストバージニア州上院議員ジョー・マンチン氏が支持しているが、民主党は同議会の過半数をわずかに占めているため、しばしば同氏の投票が必要となる。

このパイプラインの承認は裁判所の否定的な判決により遅れており、環境保護団体からも反対されている。 下院予算案の条文は、パイプラインの連邦許可を迅速化し、司法審査を制限するものである。

エクイトランスは5月初旬、パイプが2023年末までに完成する可能性があると述べたが、「現在、そして起こり得る訴訟を含め、重大なリスクと不確実性が依然として残っている」と指摘した。

マウンテンバレーの建設が2018年2月に始まったとき、エクイトランスは、ウェストバージニアからバージニアまで続く日量20億立方フィート（bcfd）プロジェクトの費用は約35億ドルで、2018年末までに稼働開始すると見積もっていた。

同国最大のシェールガス盆地であるアパラチアからのガス供給を可能にするパイプラインは、ウェストバージニア州も含めて依然として審査と許可を必要としている。 このプロジェクトは依然として反対派からの訴訟によって延期または阻止される可能性がある。

マウンテンバレーは、エクイトランス、ネクストエラ・エナジー社(NEE.N)、コンソリデーテッド・エジソン社(ED.N)、アルタガス社(ALA.TO)、RGCリソース社(RGCO.O)の各部門が所有している。

(このストーリーは、段落 3 の「whose」のスペルを修正するために再編集されました)

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